「びょういんあーとぷろじぇくと」は、病院にアートがあることで病院にかかわる多くの方に安らぎや心のゆとりを持っていただきたいという願いから、2008年、札幌ライラック病院にて始まった活動です。医療の場にアートを取り入れることで、病院で過ごす方々の心や行動がどのように変化するか、アートが人間にもたらす力とは何かに注目し、これまでに、道内5か所の医療機関等で20回の展覧会と関連イベントを開催しています。
この度、死の臨床研究会事務局様より「館内アート」のご依頼をいただき、11名の美術家が、「つらさやかなしみを持つ人々のそばにあるアート」をテーマに制作に取り組んでいます。
・アートは、人と人を結び付ける。
・アートは、行動の変化を促す。
・アートは、希望を見いだそうとする行為でもある。
今、医療の場のみならず、社会全体の多くの人が、人間らしい心の通い合いを求めているように思います。アートは、ひとりひとりの奥底に相通じる辛さや悲しみ、温かさ、優しさ、そして、希望を見出す手段でも有り得るのではないか… 本研究会では、3つの視点からアートの役割と可能性について捉え直します。
びょういんあーとぷろじぇくと一同
梅田力
佐藤 隆之
瀬川 葉子
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安藤 文絵
上嶋 秀俊
小林 麻美
佐藤 綾香
塚崎 聖子
野村 裕之
日野間 尋子
八子 直子
座長:志田 勇人 (医療法人北志会札幌ライラック病院)
演者:日野間 尋子 (美術家/びょういんあーとぷろじぇくと)
演者:森 合音 (四国こどもとおとなの医療センター/NPO法人アーツプロジェクト)
札幌コンベンションセンター
2024年10月12日(土)・13日(日)