「びょういんあーとぷろじぇくと」は、おもに、障がいや病を抱えた人たちのアート作品を病院内に展示する企画として、2008年秋に札幌ライラック病院待合室から始まりました。
やさしさやあたたかさに溢れ、そこから発せられる美しさ、繊細さを感じさせる作品は、見る人に、希望や勇気を与えるほどの“力”を持っています。そして、また、病院を始めとする治癒の場で、アートという、作ることも生きることであるような営みは、自分をみつめるという必然を通し、時に、お互いの緊張をときほぐすように柔かく私たちに働きかけてくれるのではないでしょうか。
第6回目を迎える「びょういんあーとぷろじぇくと」は、この度、札幌ライラック病院の深いご協力の下、新たな試みとして、院内にアトリエを設置させて頂き、それぞれの現場から参加した3人のアーティストが、より近い場所で“アートとケア・医療”の接点と可能性を探っています。
“庭で耳を澄まして”
人と人とを結び、こころの中を行き交いするような光や空気の美しさを、足を運んで下さる皆さんと一緒に感ずることが出来れば幸いです。
会 場
札幌ライラック病院1F 待合室
びょういんあーとぷろじぇくと関連企画
「生命の芸術:ホスピタル・アート」
講演 ブルース・ダーリング, Ph.D.
日 時 2013 年6 月1 日(土)18:30 ~ 20:30
場 所 札幌エルプラザ 4F 大研修室
札幌市北区北8 条西3 丁目
011-728-1222
お問い合わせ 011-631-2822(柴田)