ひとりには、荷が重過ぎると感ずるとき、そこにいる人が自分のできることで繋がり開かれていくことはできないでしょうか?
背の高い人は、高いところにあるものを、手の届かない人のためにとってあげられます。眼の良い人は眼の悪い人に代わって、針に糸を通すことができるでしょう。声の綺麗な人なら、唄でまわりの人を楽しませることができます。
こうした“違い”を、自分への“贈り物”として受け止めるなら、それを活かし、社会に働きかけていくことは、ある意味で のアートであり、本人が望んで授かったものではないという点では、“障がい”や“病”も同じなのかも知れません。実際、そばに寄り添うひとが、あるきっか けをつくるだけで、彼らは本当にすばらしい作品をつくり出すのです。
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