2008/10/13(月)~10/25(土)  9:00-20:00

「映しあう/照らしあう」2008秋

◆ワークショップ 対象/小学生:『人型あーとわーく』

企画にあたって

人は誰しも手さぐりの中、互いの手を必要としあって生きています。

病院は、そのことに改めて気付かせてもらえる場であり、その難しさと同時に、素晴らしさを実感させてもらえる場でもあります。

絵を描くこと・何かを創ることは、世界から受け取ったものを形にしてみようとすることで、それはまた一つの求めあいを形にしてみる方法です。

自分が、そしてそばにいる人が、一体何に手を延ばし、何を求めているのか…それを分かち合いたいという願いからの試みです。

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絵を描くことは、自分の中にあるものと出会うことであり、未知と出会うことでもあります。

それは、時に絵を観ることによっても起こることでもあり、ふだん、生活してきて、人や、できごとに向き合うたびに感じることと似ています。

ひとりで、数人で、一緒に、絵を描きながら、思ったこと、見つけたことは、こうして出会う人たちに見せてもらったもの。そうして与えてもらったもの。

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♪ワークショップ『人型あーとわーく』 (対象/小学生)
①大きなシーツを拡げて、心に抱くことを決めます。
「病院に飾るから、そこでこれを見る人のことを考えて描こう」
『はやく元気になってね』
②まず、色づくり。
色は、赤、青、黄色、白の4色から、何色でも作れます!みんな、この色づくりが得意です。すごく、やさしい色をつくります。
『はやくなおってね』
③はじめます。
好きに、乗って、座って、ねころんで。その、好きな人の、好きなとこを、好きになぞります。好きな色で、うつしとります。
『ねぞうのわるい ぼくたち私たち』
④どんどん重ねます。
どんどんきれいに、どんどん不思議に。
『元気もりもりな絵 まほうの絵』
⑤できあがり。
『げんきになってね!』